「天才 勝新太郎」を読んだ。
著者は春日太一で2010年刊行。
著者が生前の勝新太郎に近い人たちに取材し、どのような人物だったのかを丁寧に描いている。
勝新太郎と言えば、ハワイでのコカインなどの麻薬所持で捕まった後の会見や下咽頭癌治療後の記者会見でもタバコをふかすパフォーマンスなどのワイドショー的な事件がよく語られるが、そういったものは本書ではほとんど扱っていない。ただ映像作品の表現をとことんこだわり追求し続ける職人の姿を描き出している。
勝の後先考えていないような行動に終始惑わされ翻弄されていく周りの人間の姿に僕はとても同情する。しかしこの天才の情熱を感じることはとても快感でもあったに違いない。
近年、スケールの大きい役者がいなくなったと言われ、その象徴として勝新太郎を懐かしむ声も聞かれる。スケールの大きい役者が活躍していくには周りの人たちがどれだけ包容できるかが問題だろう。どれだけ耐えられるのかとも言える。(続く)
著者は春日太一で2010年刊行。
著者が生前の勝新太郎に近い人たちに取材し、どのような人物だったのかを丁寧に描いている。
勝新太郎と言えば、ハワイでのコカインなどの麻薬所持で捕まった後の会見や下咽頭癌治療後の記者会見でもタバコをふかすパフォーマンスなどのワイドショー的な事件がよく語られるが、そういったものは本書ではほとんど扱っていない。ただ映像作品の表現をとことんこだわり追求し続ける職人の姿を描き出している。
勝の後先考えていないような行動に終始惑わされ翻弄されていく周りの人間の姿に僕はとても同情する。しかしこの天才の情熱を感じることはとても快感でもあったに違いない。
近年、スケールの大きい役者がいなくなったと言われ、その象徴として勝新太郎を懐かしむ声も聞かれる。スケールの大きい役者が活躍していくには周りの人たちがどれだけ包容できるかが問題だろう。どれだけ耐えられるのかとも言える。(続く)
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